網戸は自分で取り外せる!
網戸の掃除や交換などをするときに、自分で網戸を取り外すことができたらいいのにと思ったことはありませんか?
でもアルミサッシを壊してしまいそうな気がする…何か特別な道具が必要なのではないか…と考える人は多いでしょう。
実は網戸は、素人でも取り外すことが簡単なものです。
もちろん、メーカーや種類によって異なる部分はあるものの、基本的には同じように取り外すことができます。
今回は、網戸の外し方について、詳しく紹介したいと思います。
それぞれの網戸
網戸にはさまざまな種類があり、形があります。
ここでは、それぞれの網戸の外し方について紹介しましょう。
引き違い窓
左右に動かして開け閉めする窓の多くは、2枚以上の窓ガラスが使われています。引き違い窓がスライド窓と呼ばれることもありますが、アルミサッシが取り入れられている日本の多くの住宅で使われており、親しみのある窓ではないでしょうか。
引き違い窓の網戸は、網を持ち上げることで、取り外すことができます。
ほとんどの場合で、外れ止めが付いているので、これを解除します。
次に脱輪防止機構を解除します。ここまでの作業で、網戸を取り外せるようになります。
外れ止めなどを解除したら、両手で網戸を持ち上げると、網戸が外れます。
網戸の下部を先にレールから外すことがポイントです。
下部が外れたら、上部をアルミサッシのレールから外しましょう。
内開き窓
内開き窓は、取っ手やノズル部分を引っ張って、部屋の内側に引いて開ける網戸です。
換気の効果が高いことから、部屋に取り付けられることより、トイレやお風呂場などに取り付けられていることが多いアルミサッシの窓です。
内開き窓の網戸を取り外すときは、まず窓を開けて、外れ止めなどを解除します。
網戸を外側に傾けたあと、室内へ引っ張ることで、網戸を取り外すことができます。
網戸を受け身に引き受ける形になるため、気を付けて作業するようにしましょう。
また、内開き窓は、換気を目的に取り付けられていることが多いため、アルミサッシの窓そのものが高い場所に取り付けられていることもあります。
高い場所での作業は、十分に安全に配慮して行いましょう。取り外す人の安全だけではなく、万一、網戸を落としてしまったときに、近くに人がいてあたってしまったり、物が壊れてしまう危険への配慮も必要です。
格子付き窓
格子窓は、防犯性に高いことから、1階に取り付けられていることが多い窓です。
業者に依頼する人が多いと言われている窓ですが、実は自分で取り外すことができます。
まず、部屋の内側から、外れ止めを緩めましょう。
外れ止めが解除できれば、網戸を外せる状態になるため、網戸を動かすことができます。
格子の隙間から取り出しましょう。
玄関網戸
玄関網戸はあと付けする人も多いでしょう。
玄関を開けたままにしても、網戸をしていることで、通気性を保ち、虫が入ってこないなどの利点もあります。
また、ペットが出て行ってしまうことも防ぐことができるため、取り付ける人が多くいます。
ただ、ロール式の網戸の場合は、部品のみが販売されていないことが多いです。
このため、網戸の交換を自分でできない場合があります。
玄関網戸を取り外したいときには、まず使用している玄関網戸がどのようなものであるかを調べることが先決です。
網戸が外れないときには
作業そのものを理解し、その通りにしていても、アルミサッシから網戸を外せない場合もあります。
アルミサッシから網戸が外れない場合には、すでに網戸がアルミサッシのレールから外れてしまっていたり、脱輪している場合があります。
また、アルミサッシのレールにゴミやホコリが溜まった状態のままになっている場合も、網戸を外れない場合があります。
ほかにも、外れ止めに不具合があったり、戸車が壊れてしまっている場合にも網戸を取り外すことができません。
またアルミサッシそのものが壊れていたり、レールが歪んでいる場合にも網戸が外れないばあいがあります。
網戸を外す前に、アルミサッシや網戸に不具合がないかを確認しましょう。
ネジが外れないときには
アルミサッシそのものや、網戸に不具合がなくても、ネジが錆びてしまっている場合には、うまく戸車が回らず、網戸を取り外すことができません。
網戸を取り外す前に、汚れやほこりを取り、ネジに錆びた部分がないかを確認しましょう。
ネジが錆びている場合には、潤滑油などを使うと、網戸をアルミサッシから取り外すことができます。
また、ネジそのものが壊れていたり、潰れている場合にも、アルミサッシから網戸を取り外すことができません。
ネジそのものが壊れてしまっている場合には、専用の工具が必要になる場合があります。
業者へ相談も
どうしても自分でうまく取り外せなかったり、取り外すことに不安を感じる人は、メーカーのお客さま相談室などに問い合わせるという方法もあります。
また、アルミサッシを取り扱っている業者に依頼することもできます。
アルミサッシを取り扱っている業者に依頼すれば、網戸の取り外しだけではなく、定期的なアルミサッシのメンテナンスを行ってもらうこともできます。
アルミサッシそのものに不具合があれば、網戸を取り外せないので、修理などを同時に依頼すると良いでしょう。
不具合などがなくても、アルミサッシは定期的な点検やメンテナンスをすることで長く使用できる場合があります。
窓はどうしても室外に面していることから、気づかないうちに劣化していることもあります。専門家の技術や意見を取り入れることで快適な暮らしを実現しましょう。
まとめ
ここまで、網戸の外し方について、詳しく紹介しました。
網戸の取り外しは、自分ではできないと思っている人も多いでしょう。
確かにメーカーや網戸の種類によっては、自分で取り外せないものもあります。
また取り付けられている場所が高い場所などの場合には、自分で取り外すことに危険を伴う場合があります。
しかし、多くの網戸では、自分で取り外すことができます。
取り付けている網戸がどのような種類のものであるかを確認してみると良いでしょう。
また、うまく外すことができない場合や、アルミサッシに不具合を見つけた場合には、業者へ相談してみると良いでしょう。
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